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ラ・ラ・ランド観てきました

いやぁよかったですね。

ありきたりな感想だけど、古き良きハリウッド的なもの、そして『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』のフランスっぽいもの悲しさもありつつ、いまっぽくて観てて飽きない作品だったなぁと。

 

ミュージカルって元々あんま好きじゃなかったんですよね。

多分小学生の頃に授業で観た『サウンド・オブ・ミュージック』の印象が当時よくなかったからだと思う。

 

オタクなので自分語り好きだから続くんだけど、結構小さい頃から家で映画は見ていて、でも基本アクション・サスペンス・スリラーしか見てなかったというか流れてなかった。

なので僕にとっての映画って、人がそれなりに派手に死ぬことが前提だったし、映画と言えば『ダイ・ハード』『ターミネーター2』そして『スターシップトゥルーパーズ』だった。

 

だからミュージカルの「急に歌うよ~」がどうにも居心地が悪くて

「なんで話止めてまで歌わなきゃいけないの…」としか思えないってのがつい最近まで続いてて結構ミュージカルアレルギーでした。

 

それを覆してくれたのが冒頭に書いた『シェルブールの雨傘』と『ロシュフォールの恋人たち

 

たまたま早稲田松竹で二本立て上映してて名前だけは聞いたことあったから見に行ったんだけどこれが本当に良くてね…。

 

まず単純なパワーがすごい。カトリーヌ・ドヌーヴがめっちゃ綺麗で曲がいいので

「めっちゃ綺麗な人が映ってていい曲が流れると感動してしまう」というのを体験してしまった。

 

ラ・ラ・ランドにもそういうのを期待して観にいけて、実際感動してしまったのでミュージカルは今は結構好きです。(エマ・ストーンはめっちゃ綺麗って訳じゃないけどまた別の良さがあった。脂がのってる的な)

 

 

なんとなく、これからちゃんと見た映画はちゃんと感想というか、備忘的なもの残していこうと思う。来週はキングコングが見たい。

 

 

(ここから少しネタバレ含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観てて思ったことを箇条書きで書いていく。チラ裏感想。

 

・冒頭の渋滞のダンスは「おっ、来るぞ来るぞ…」って身構えてたら車から流れてくるラジオがいろいろ流れてて「時代設定いつなんだろ?」って一瞬よくわかんなくなった。

そのあとのダンスはひたすら星条旗デンプシーロールされてるような感じで、こりゃあすごいけど、まあアガるし楽しいなー程度で観てた。トラックの荷台にバンドが積まれてるのは笑いどころだよね。

 

・ミアの家、最初めっちゃ広くてお洒落で駆け出しの癖にいいとこ住んでんなって思ってたらシェアハウス的な何かだった。ミュージカルシーンは単純に楽しい、ブルーのドレスが素敵。

 

・最初のパーティーも楽しい感じ。向かうときのスカートヒラヒラダンスはかっこいい。トイレでミュージカルモードに入るとき背景が暗転してくので(ミア帰宅後シャワーでも同じような流れ)分かりやすくて効果的だなーと思った。

 

・二回目のパーティー、クソダサテイクオンミーで草

 

・パーティーの時の衣装は結構古い感じでありながらかっこいい一方、カフェバイトの時は完全に今って感じのスタイルだけど場所はハリウッドの撮影所なので時代感覚がゆらゆらしながら観てた。それも楽しいよね。

 

・惹かれ合う二人…しかし次第にすれ違い…みたいなベタ中のベタな流れ、だけどテンポがいいし絵力があるので安心して観てられる。

 

・流れるテーマがシェルブールの雨傘っぽいなと思いつつ観る。後でパンフレットにそんな感じのことが書いてあってオタク的にニッコリ。

 

・バンド加入後のセブライブ!もちろん悪くないんだけど、謎のバックダンサーはあえてのトゥーマッチ演出で笑った。

 

・総じてダンスは観ててアガる。

 

・最後のミアオーディション、暗転パワーと共に引き込まれる。ここで少し泣く。

 

・After five years…のテロップ。うお~、流れるような時の流れ~。

 

・二人が結婚していない感。ここら辺でもシェルブールの雨傘が髣髴とされる。顔が涙腺を緩める準備を始めている。

シェルブールの雨傘初めて見たとき、ラストシーンのテーマソング流れながらカメラがパンしていくところで涙止まんなくなったので反射っぽい。

 

・ラストシーン、ずるいわぁ~頭の中で「良いことしかなかった…良いことしかなかったんだ…」って思いつつグッときてた。シェルブールも泣けるけど、こっちはハッピーな気持ちで泣けるよね。最後のセブの笑顔がいいよ。

 

 

・そういえば、ミアの一人芝居は流れると思ったけど流れなかったんだよね。中身よりも、物語の構造としてってことなのかな。確かに事前の脚本の内容と上映後のリアクションで説明つくというか、物語を駆動させる分にはそれで充分っちゃ充分なのか。

逆にちゃんと上映した場合、舞台後のリアクションとその後オーディション急に通るっていうのを両立させる舞台を作らなきゃいけないし、それって頑張って作ってもあんま楽しくなさそうだからあれでいいのか。

 

 

 

やっぱ映画館で観てよかった。

パンフレットに載ってた『ニューヨーク・ニューヨーク』と『世界中がアイ・ラヴ・ユー』は観てみたいな。