最高の夏

とは

ういにゃん氏かいとぽいど氏か、どこ発かは微妙だけど「最高の夏ジェネレーター」なるものがあり、やってみたがツイッターしかしてない。

八月は一応配属が決まり、まあ暫くは地元で働くということでかなり安堵した。

以降なんやかんやと上から降ってくるよくわからん仕事を同期数名とこなしてるうちに気づいたら八月が終わっていた。夏休みもとるにはとったが特にどこかへ行くこともなく、やったことと言えばせいぜい艦これと風立ちぬを見に行った程度であろう。


色々書こうと思っていたがそろそろ美容院の予約の時間なので退散しなければ。書きたいことはあるので別タイトルで書こうかな。

今のうちにタイトル決めとこう。

「プレゼンテーションとやらについて」

「彼女と彼女の彼女」

「サブカルヤクザ」

こんなもんかなー

What is "the" ordinary people ?

今から遠い昔、と言っても実は最近の話。僕が受験生だったころ。"the" はなんとなく付けるものではない、「それがひとつに決まる時に使うものだ」と習った記憶がある。

その頃、”the”をなんとなくつけていた僕にとってその話は新鮮なものだった。よってなんだかんだ今も覚えている。

 

閑話休題

 

そう考えると表題の問いは前提として存在し得ない。ordinaryつまり普通は、語義的にtheと矛盾するのは自明だから。

 

僕は自分がなろうと思ってもなれない人々と、なろうとも思えない人々を除外して、かつある程度僕と似た価値観を持った人から妥当だと思ってもらえるだろうというこすい前提のもとに「普通、人ってこんなもんじゃん?」と言う。

 

しかしここには更に除外している対象がいる。それは僕が努力すればそうなれるかもしれないけど、その努力をすることが金銭的、時間的制約によってではなく、ただ僕の性質、つまり「怠惰である」ことによって叶えられない、叶えようとしない人々も除外している。

 

だから何だという話である。んなことはわかってるけど、ちょっと体調が悪いのに前からの同窓会的な約束があって流石に断ることもできず、かつなんだかんだOB的な立ち位置からそれなりに饗されるだろうという期待から飲み会に行ったところやたら酔っ払ってしまい帰宅しても酔いが醒めず書きたくなったから書いてしまっているだけだし、はてぶなんてどうせチラシの裏の寄せ集めなんだからどうということはないだろうということだ。

 

僕の読んだことのある数少ない小説に二葉亭四迷の「平凡」というものがあるのだが、それがとても好きだ。要約すれば全能感満載の厨二病だった主人公(二葉亭四迷)がなんやかんや世間の荒波にボコられてしょっぱいマンになりつつ、けど「俺は俺をしょっぱいマンだと思ってるけどそれって実はしょっぱくなくない?」とか言っちゃうしょっぱいマンの話だと解釈している。

 

あと、見てないけどピングドラムの「きっと何者にもなれないお前達に告ぐ!」ってセリフもすごい好きです。

 

僕は本当は何者になりたい。そしてまだ若さから何者になれないと思いつつもなんやかんや何者になれるんじゃないかと今より少し先の未来の自分に投げっぱなしジャーマンして何もしないで日々を過ごしている。

 

英語で暇つぶしは"Kill time"というらしい。

 

なかなかに直球である。そう、毎日僕は時間を殺しているのだ。「時間は有限だ」とかいうクソみたいなただの事実を偉そうに語る言葉をしりつつ、そんなただの事実がやたらと説得力というか市民権を得て人口に膾炙しているのは僕が思う「普通の人々」が有限である時間を無駄に使っているからだ、なんてエクスキューズを織り込んだ上で時間を殺しているのだ。

 

時間を使ったことはあまりないが、それでも僕は数年間は時間を使うことができたと思っている。そして時間を使った後は、少なからず何かを得たと思っている。

 

けれども僕は今、僕は

 

 

 

夏休みの終わり

有給3日+土日の五日間の休みが終わって明日からお仕事、ですがまあ2日行ったらまた土日ってことで十分なんじゃないかなぁと。

 

休み中は基本毎日艦これで任務をこなし、レベル上げをして2ー4突破を目指していたり、適当な人たちと飲んだり映画を見たりとごくごく普通ながら効用高めな感じで過ごせたと満足している。

 

会社のキモい同期の悪口を消化できたことが一番良かったかな。結局パシフィック・リムは見れずじまいでしたとさ。

恋したあの子は飛行機雲

じゃねぇよ馬鹿野郎!

というのが感想ですね。風立ちぬ。


結果から言えばそんなことですが、他にも色々思ったことをつらつらと書いてみようと思う。


当然ながらネタバレを含みます


パヤオ的ファンタジー飛行機を夢の中で登場させるってやり方は面白いなと思いました。オープニングで出てきた祟り神風爆撃機はトップの宇宙怪獣とエクセリオンの合いの子みたいに見えた。
イタリアの設計士の夢として描かれる飛行機たちのデザインは、その時点から考えられる「ぼくのかんがえたさいこうのひこうき」っぽくて良くできてるなぁと。

反対に次郎の飛行機のソリッドさが際立ってた。まあ零戦だしね。


時折挟まれる戦争のリアリティというか第二次大戦中であるということを忘れさせないような情報の散りばめ方は上手だなぁと。最後の夢の零戦の墓はとてもつらい。

飛行機の作画とか質感は流石としか言いようがなく、特にドイツ爆撃機のお目見えは嘆息ものだった。美しい鉄の塊。


最後、ボーイミーツガールとエンディングの話


僕は「物語に殺される女性」を久しぶりにガッツリ見てしまったので普通に辛かったです。つらい。
そして次郎の「夢」の、この作品における終着点、これも当然ながらつらい。
エンディングの数分でごっそり持ってかれた感しかない。
零戦の墓場、ベタながら空に消えていく数多の零戦、そして次郎のありがとう…


なんなんすかね。晩年になるとこう、つらいものを作りやすくなるんですかね…


明日はパシフィックリムでも見ようかな